Kikan 22

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三つのクラン、三つの色。

赤の少女が守る絆と、振るう破壊の力。
青の女が信じる大義と、揺るがぬ信念。
白銀の娘が望むささやかな団欒と、愛。


Kikan 23

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ずっと仲間だって思ってた。

在りし日のスモールワールド。
一緒に、みんなで。
すげーことやるんだって信じてた。
道が分かれた理由は、まだ、よくはわかっていない。

Kikan 24

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赤い絆の、始まりの三人。

在りし日の《吠舞羅》。
営業後のバーHOMRAで、
客も、他のメンバーたちも帰ったあとに、
三人だけで飲み交わす日があった。
その時間だけは、まるで三人きりの
ただの悪ガキだった頃に戻ったような気がした。

Kikan 25

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ちゃぶ台を 一緒に囲めば もう家族。

在りし日の《無色のクラン》。
尊敬すべき師。
平穏な日常。
本当の家族のように
思った日々も、あった。

じゅうろく

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やれやれ。
ケモノのようにお行儀の悪い連中が
沢山いますね。

どれ。ひとつ、規律というものを
躾けてさしあげましょう。

Kikan 26

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すべての始まりが、ここにあった。

在りし日のドイツ、ドレスデン。
そこには、のちに世界を変える天才たちの、
無邪気にじゃれ合う姿があった。

Kikan 27

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クロくんとワガハイちゃん、不思議な二人だよね。
いつの間にか学園島の寮に当たり前に住んでる二人組。


二人は、大事な人を探してるんだって。
私はその人のこと……知らない、けど。
でも、なぜか、その人の話を聞くと、
懐かしいような気持ちになるの。

Kikan 28

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秩序を司る《王》と、第一の臣下。

右腕たる彼女は、常に考える。
何が最善か。今自分がすべきことは何か。
自らの心を語らぬこの《王》のため、
できることはなんなのか。

Kikan 29

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《吠舞羅》には、破壊の象徴たる《王》がいた。
《吠舞羅》には、笑顔を守り続けた臣下がいた。


《王》の身の内に渦巻く狂おしく獰猛な炎が鎮火することはなく、
だが確かに、一瞬の安らぎがそこにはあった。